Q&A

Q&A

Q.どんな材質に溶射できるのですか?

A.ほとんどあらゆる材質の基材に対して皮膜を形成できます。

Q.どのような形状に溶射ができますか?

A.円筒、平面、内面、曲面などに溶射することができます。

Q.どんな溶射材料がありますか?

A.セラミック、サーメット、炭化物、金属、非金属、合金など材料の種類が非常に多いです。

Q.どのような材質のものに溶射できますか?

A.金属、セラミック、ガラス、プラスチック、紙、石、木材等に溶射出来ます。
但し、母材が金属以外の場合は溶射材料との組み合わせで溶射が付着し難いものもあります。

Q.溶射熱で基材は変形しないのですか?

A.溶射による素材への熱影響は100℃以下にすることができるので、熱による素材の変形は有りません。

Q.溶射皮膜はどのような機能があるのですか?

A.耐摩耗性、耐食性、耐熱性、断熱性、耐熱障壁性、耐高温酸化性、電気絶縁性、電気抵抗性、電導性、電子放射、磁気シールド効果、遠赤外線放射、軽量化、耐溶融金属、装飾、剛性向上、制動距離短縮、離型性、造隙披削、無給効果、センサー膜、 滑り止め、摩耗品救済、超電導膜、静電気防止、抗菌効果

Q.メッキとの違いは?

A.メッキは本来、薄メッキバフ仕上げをすることによって硬い層がトップに残りますが、精度の要求される機械部品に対しては、厚メッキ&研削仕上となる為に本来の硬い層を削りとってしまうことなり、トップ層から下側肉に従って高度は低くなります。 溶射皮膜は皮膜断面のどこをとっても同じような組織や硬度になります。

Q.溶射をして何年くらい防錆効果がありますか?

A.環境にもよりますが、溶射をして適正な封孔処理・塗装をすれば10~20年以上もちます。

Q.溶射皮膜の厚みは?

A.セラミックやサーメット溶射皮膜の標準厚み100μm~300μm
ワイヤー溶射皮膜の標準厚み 1~10mm
自溶性合金溶射皮膜の標準厚み 0.5~0.8mm

Q.発注量が少ないのですが?

A.勿論1本からお受けいたしております。

Q.問い合わせはどうすればいいのですか?

A.電話か、ホームページお問い合わせフォーマットにて、お気軽にお問い合わせください。

Q.部分的な溶射は可能ですか?

A.基本的には、研削加工や機械加工によって素材をマイナスさせた所に溶射することができます。

Q.穴の中やパイプの中などにも溶射できますか?

A.穴径によって出来るものと出来ないものがあるのでご相談ください。