保有技術一覧
粗面化処理(ブラスト)
ブラストとは、コンプレッサーで作った圧縮エアーを使って、鋳鉄グリットや、セラミックス、ガラスビーズなどの投射材(研磨材)をノズルから噴射して、表面の酸化被膜や錆び、塗膜などを削り落とします。また同時に、表面を粗面化することで、次に施工する表面処理の密着強度を高めます。こうした表面処理の前処理を、「素地調整」と呼び、どんな表面処理も、この素地調整が重要な工程となります。ブラストは、素地調整の中でも最も厳しいスペックをクリアする技術です。
- 効 果
- 錆/スケール落とし・塗装/メッキ等の剥離防止
ショットピーニング
- 効 果
-
溶接による収縮歪を軽減し、溶接残応力を緩和
表面改質効果に加え疲労強度アップや耐応力腐食割れ性の向上
適応範囲:対象製品がステンレス製品の場合
耐食性はステンレス材質でカバー
熱履歴のある溶接部等の残留応力をショットピーニングで緩和
腐食対策ではなく、応力腐食割れ対策である。
高機能塗装
当社の塗装
塗装によっては、一般塗装よりも、厳しいスペックを求められる場合があります。その場合のほとんどは、塗装前の素地調整を最も除錆度が優れたものを求められます。このスペックをブラスト処理によって可能とするため、当社に持ち込まれる塗装は、ブラスト処理を必要とする塗装となります。
テフロンライニング
- PTFEの性能をそのまま。接合部はPFA溶接。
- 表面平滑性
- 接着施工性
- 現地施工が可能